黒瀬武史教授が令和2年度九州大学工学講義賞を受賞されました

令和3年10月14日に令和2年度九州大学工学講義賞授賞式が行われ、黒瀬武史教授が表彰されました。

工学講義賞は、工学部における専攻教育科目において、学生の視点に立ってよく準備された講義や、更なる勉強への意欲を刺激する講義など、他の教員の模範となる教育活動を表彰することにより、工学部の教育目標達成並びに教育の質の向上及び改善を図ることを目的としたものです。

学生へ講義賞推薦に関するアンケート調査が行われ、その集計結果に基づき選考が実施され、受賞者が決定されます。
今回黒瀬先生は、令和元年度開講の「都市設計」で受賞となりました。

当該講義は、古地図と現代の地図の比較、担当教員が撮影した写真や動画等を活用して、都市設計の結果として生まれた都市空間を受講者が「追体験できる」ように工夫されたこと、
また「なぜそのような都市計画が作られ実行されたのか」を理解するために、「なぜ」の部分を受講者に問いかけ、自分で考えた経験を積み重ねさせるよう意識させたことが評価されました。

【令和2年度工学講義賞受賞者】 (順不同)
人間環境学研究院 都市・建築学部門 黒瀬 武史 教授
システム情報科学研究院 情報知能工学部門 井上 弘士 教授
工学研究院 社会基盤部門 佐川 康貴 准教授
工学研究院 機械工学部門 田原 健二 教授